Excelでシートの移動やコピーをした際に「既にある名前〇〇が含まれている」や「名前〇〇は既に存在します。」と言った旨のメッセージを目にしたことは無いでしょうか。
一つ二つなら問題ありませんが、複数回出てくるとシートのコピーでも億劫さを感じることになると思います。
今回は、そんなExcelシート上の名前要素の削除方法を紹介します。
名前の管理 ダイアログボックスからの削除
Ctrl + F3で表示される「名前の管理」からすべての名前を選択して「削除」します。
大抵はこれで解決します。
非表示になっている名前要素の表示
上記の方法で表示されない名前要素がある場合、表示してあげる必要があります。一つ一つ手作業で表示するのは面倒なので、Visual Basic(Alt + F11)で以下のコードを実行して、表示させます。表示後の手順は上述の通り(Ctrl + F3)です。
ソースコード
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Public Sub DeleteNames() Dim wName As Object Dim wCnt As Long For Each wName In Names If wName.Visible = False Then wName.Visible = True wCnt = wCnt + 1 End If Next If wCnt <> 0 Then MsgBox wCnt & "個の名前定義が見つかりました。",vbInformation Else MsgBox "非表示の名前定義はありません。",vbExclamation End If End Sub |
参考)pythonによるExcelシートの統合

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