python プログラムの直書きを外部ファイル化する話(configparserモジュール)

python プログラムの直書きを外部ファイル化 プログラム

pythonのconfigparserモジュールを利用して、環境設定情報を外部ファイル化するプログラミングをしていきます。

このプログラムで出来る事

プログラム上に直書きしていた内容を外部ファイルにて管理できるようになります。

例えばログイン情報を環境設定ファイルとして、プログラムファイルとは別に管理することで、プログラムを変えずにユーザーごとに異なるログイン情報を書き換える事が出来る様になります。

pythonのソースコード

作成したソースコードは以下です。
(ソースコード内に、コメントを記載したため、解説は割愛します。)

環境設定ファイル(setting.ini)の内容

実行結果

事前準備

利用したconfigparserは、pythonのインストール時に一緒に入っているので、事前準備は特に必要ありません。

採用例

以前作成した次のプログラムについて、直書き部分を外部ファイルへ書き出しました。

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プログラムの直書きを外部ファイル化したものは次の様になります。

以前のプログラムとの違いは、以下です。

  • 3行目のconfigparserのインポート部分
  • 5~11行目の外部ファイルの内容の読み込み部分

環境設定ファイル(setting.ini)の内容

 

このようにすることで、環境設定ファイル(setting.ini)の書き換えだけで(プログラムの変更なしに)、まとめ元のファイル情報やまとめ先のファイル名の任意の変更が可能です。

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