ジュニアNISAの運用方針と現状 ~ 分配金の日本での課税を非課税に ~

投資

2023年12月に終了してしまうジュニアNISAの制度ですが、我が家でも遅ればせながら利用することにしました。

現在の資産状況(2020.12.28時点)

2020年8月に開始して次の様な状態です。

SPYDで損失が出ていますが、こちらは分配金狙いの為、当面そのままとする方針です。

以下が今年の分配金の状況です。

運用方針

一度に年間のNISA予算枠(80万円)を全て使い切る方針ではなく、毎月定額を積み立てていく方針とします。

毎月の予算枠

次の通りです。

2020年16 万円/月(※1)
2021年~2023年6.7万円/月(※2)

(※1)80万円を8~12月までの5カ月なので、80÷5=16。
(※2)翌年以降は12カ月フルで利用できるので、80÷12=6.666…。

月ごとのおおよその残りNISA枠は次の様になります。

1月73.3万円
2月66.6万円
3月59.9万円
4月53.2万円
5月46.5万円
6月39.8万円
7月33.1万円
8月26.4万円
9月19.7万円
10月13.0万円
11月6.3万円
12月0万円

購入割合

毎月次のような割合で定期購入をすることにしています。

 米国投信:日本投信 = 7:3

運用商品

具体的には、次の通りです。

米国投信:VOO、VTI、VYM、SPYD、VIG、SDY、QQQ、GLO。
日本投信:ひふみプラス、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(※)。(※)NISA枠の金額調整用。

米国投信は、その時々の様子次第で購入する商品を切り替えていこうと考えています。
各商品について、簡単に説明を記載しておきます。

シンボル説明
VOO米国の主要業種を代表する500銘柄で構成され、S&P500指数への連動を目指すETF。
他社の似た様なETFでIVVやSPYがある。
VTIS&P500を含んだ米国株約3,600銘柄への投資。中小クラスの銘柄も投資対象。
VYM、SPYD米国高配当株式ETF。他社の似た様なETFでHDVがある。
中心セクターは前者が金融・生活・ヘルス、後者が金融・公共・不動産。
VIG、SDY米国増配株式ETF。
QQQ米国ハイテク株ETF。
GLO金価格連動ETF。

米国BDC銘柄(ARCC、MAINなど)の購入も検討したかったのですが、2021年1月に日本での取り扱いがなくなってしまったようです。

株価が平常時には、インデックス積立としてVOOやVTIを、暴落時には、高配当としてVYMやSPYD、また、増配銘柄としてVIGやSDYの積立をしていきたいと思います。暴落時には、レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)の仕込みも検討していければと考えております。

現在の資産状況(2021.4.20時点)

さらに4か月後の状況です。(ジュニアNISA開始8ヶ月目)

4ヶ月前はマイナスだったSPYDに値上がりが生じ、32,480円の利益が出ています。また、1/24に新たに思い付きでアマゾン(AMZN)の株(345,580円)を購入しました。

分配金の状況は以下です。

目論見通り、SPYDで多くの分配金を得ています。

ジュニアNISAにおける分配金の税金について

ジュニアNISAは、分配金に対しても日本での税金はかからないようです。2021年3月のSPYDの入金額を元に次の様に確認が出来ました。

2021年3月 SPYD 1株あたりの配当金
SPYD 40株分の配当入金額

1株:0.636159ドルが40株あるので、25.44636ドルの配当金です。これに対して、米国での税金10%がかかり、約22.901724ドルが入金されていることが確認できています。

NISAを利用しない場合、さらに日本で20.315%が課税され、追加で4.6ドル程度徴収されるはずでしたので、それだけでもかなりの優遇が確認できました。

2021年度の運用方針

2021年度の毎月の予算枠

アマゾンの株を購入したため、残りの枠は455,540円となりました。

結果、4月からの毎月の予算枠は次の通りです。

2021年度5万円/月(※)

(※)45万円を4~12月までの9カ月なので、45÷9=5。

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