TwitterAPIとpythonのtweepyモジュールを利用して、特定のキーワードが含まれるツイートへの自動いいねとツイートしたユーザーに対する自動フォローをします。
このプログラムで出来る事
通常、Twitterのいいねやフォローは、Twitterのアプリやウェブ画面を立ち上げた後に、ユーザーのつぶやきを参照し、いいね や フォローのボタンを手動で押下する必要があります。
このプログラムを利用することで、Twitterのアプリやウェブ画面を立ち上げずに自動で特定のキーワードをつぶやいたツイートに対して、いいね と ツイートしたユーザーのフォローを行うことが出来ます。
手動で行うと時間が掛かってしまういいね や フォローを自動化する事で、時間の短縮やフォローバックによるフォロワーの増加が見込めます。さらに作成したプログラムを定期的に実行することで、自動的にフォロワーを一定数まで増加させることを見込めます。
参考)pythonで定期実行

pythonのソースコード
基本的にAPIリファレンスに記載されている内容をそのまま利用しているのみです。
主な編集箇所は、# 各種キーをセット と、# 検索キーワードと件数 です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 |
import tweepy # 各種キーをセット CONSUMER_KEY = '<Consumer Key (API Key)>' CONSUMER_SECRET = '<Consumer Secret (API Secret)>' ACCESS_TOKEN = '<Access Token>' ACCESS_SECRET = '<Access Token Secret>' #APIオブジェクトを生成 auth = tweepy.OAuthHandler(CONSUMER_KEY, CONSUMER_SECRET) auth.set_access_token(ACCESS_TOKEN, ACCESS_SECRET) api = tweepy.API(auth) # 検索キーワードと件数 q = "#プログラミング学習" count = 10 print( '検索キーワード「' + q + '」について' + str(count) + '件分のいいね・フォローをします。') # 検索実行 search_results = api.search(q=q, count=count) for result in search_results: user_key = result.id # 検索キー username = result.user.name user_id = result.user._json['screen_name'] # @***の内容 time = result.created_at #ツイートの日時を取得 print(str(username) + '@' + str(user_id) + 'さんの' + str(time) + 'のツイート(user_key=' + str(user_key) + ')') try: api.create_favorite(user_key) #いいね api.create_friendship(user_id) #フォロー except Exception as e: # すでに「いいね」、フォロー済みだとこれが出力。 print(' 【失敗】' + str(e)) |
事前準備
動作には以下の事前準備が必要です。
項目名 | 内容 |
pythonのインストール | python3x系を利用しています。 動作確認環境は3.8.0です。 |
tweepyモジュールの導入 | 次のコマンドを実行します。 pip install tweepy |
Twitter Developerの登録 | 次のサイトから登録します。 https://developer.twitter.com/en |
以降は、Twitter Developerの登録について記載します。
Twitter Developer登録の用途
Twitterのデータにプログラムでアクセスするための認証キーの取得です。
一度認証キーを取得すれば、無料で利用することができます。(※)
登録にクレジットカード情報などの登録は必要ありません。
(※)レート制限があります。例えばAPIレート制限のページでは「検索は15分枠あたり180クエリに制限されていますが、いずれ変更するかもしれません。」とあります。(2020/5/10時点の情報)
Twitter Developer登録で取得するキー情報
以下の4つを取得します。
取得した値を上述のプログラムの該当箇所に記載することで事前準備は終了です。
- Consumer Key (API Key)
- Consumer Secret (API Secret)
- Access Token
- Access Token Secret
Twitter Developer登録手順
プログラミングよりもこちらのが大変かもしれません。
ポイントは以下です。
- 登録用のサイトは英語で記載されている。
- いくつかの質問に英語で回答する必要がある。
(最低文字数の制限があるものも有り。) - 登録後、承認のメールを貰って初めてキー情報の取得ができる。
英語に素養のない私は、Google翻訳を利用して何とか理解・回答をしました。
(回答例はこちら)
以下に登録手順をまとめたので、良かったら参照してみてください。
参考)Twitterに関するその他の記事



コメント